あの2003年の宝塚記念の当週、私は日曜に仕事が入ったため、前日の土曜の午前中に馬券を買いに行きました。
本命はタップダンスシチー。
ですがオッズをプリントしてビックリ。
おそらく単勝16〜20倍は付くであろうと予想していたヒシミラクルが1〜2番人気になっていました。
しかも単勝以外は全く売れていない。
朝一の異常オッズ自体は珍しくありませんが、この時は昼過ぎでもオッズが低く、桁違いな投票があった事は容易に想像が付きました。
ヒシミラクルなんて全く眼中になかった私ですが、改めて検証してみると馬券圏内に来ても全く不思議はないのに評価はかなり低い。
当時はまだ単勝onlyではなく、宝塚記念はタップダンスシチーとアグネスデジタルの馬連・ワイドを購入したのですが、ミラクルおじさんに少しだけ乗ってみる事にし、タップダンスシチーとヒシミラクルのワイドも追加購入し見事的中する事が出来ました。
何が言いたいのかともうしますと……
「大口投票には乗れ」
と言いたいのではなく、大きく張る場合のレース選定とタイミングです。
まあそんな事は大口を掛けれるようになってから考えれば良いことで、捕らぬ狸の皮算用であることは解っていますが、考察したくなったモノはしょうがない。
まずレース選定。
もちろん自分が自信の在るレースってのは当然。
ですが、いくら自信があるからと言って地方の下級条件戦で10番人気以下の馬に数十万掛ければヘタしたら1.0倍とかになっちゃうでしょうからね。売り上げは多ければ多い程良いのでG1がベスト。ト。
次にタイミングですが・・・
あの宝塚記念のヒシミラクルの単勝票数は33,969,400円、つまり1/3はミラクルおじさんが買ったものです。単勝総票数は700,682,200なので支持率約4.848%です。
もしもミラクルおじさんが買っていなかったならヒシミラクルのオッズは16.3倍よりも高かった事は間違いないです。ですが、ミラクルおじさんの投票分1222万円を単純に引いた数字……ヒシミラクルの単勝票数21,749,400/単勝総票数688,462,200=支持率約3.16%=単勝約25倍……にはならず、19〜21倍ぐらいになったハズです。
というのも、ヒシミラクルを買うつもりだったけど買い控えた人も多いでしょうし、他の馬の単勝オッズが上がるので、「このオッズなら」と買う予定のなかった単勝を買う人も多かったハズです。
もちろん、大量投票に乗る人も多かったでしょうが、そのまま単勝を買う人よりも「連勝系のヒモに加えて」という人の方が多いはず。
大口投票があれば、その馬のオッズは下がり、他馬は上がる。
殆どの馬券購入者は少なからず現在のオッズを参照します。
結果、オッズは各々の馬に見合ったオッズ(全単勝馬券購入者の評価の平均値)に近づいていくもの。
もしもミラクルおじさんが締め切り1分前に買っていたなら、2分前20倍→最終15倍以下といった変動になっていたでしょうね。締め切り直前の場合、自分が大きく変動させたオッズが他の人の購買判断に影響を及ぼすことなく締め切りとなってしまいます。ですから、ミラクルおじさんのように前日や朝一等の早いタイミングで投票するのは有効な手段ではあります。
朝一とは言わないまでも、せめて本場馬入場の頃には投票した方が良いのかも知れませんね。
まあホント捕らぬ狸のなんとやらなんですけどね(笑)
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